山の記憶

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2013/10/04

燧ケ岳~大江湿原 秋晴れのんびりデイハイク 2013.9.28

黄金色の尾瀬ヶ原と至仏山(燧ケ岳柴安嵓より)



金曜日の仕事を終えた後、東北道西那須野塩原ICから福島県檜枝岐村を通り抜け、
御池の駐車場に着いたのはAM2時…出迎えたのは満天の星空。
天の川もしっかり見えて、三脚を持ってこなかったことを激しく後悔
・・・駐車場でも星空の写真は撮れますよ、ここなら。

3時間ちょっと仮眠して身支度整え、
燧ケ岳へハイクアップ!

このうえない青い秋の空を見上げながらも

眺望のきかない樹林の中の急登をしばらく進むと…
開けた湿原に飛び出す…
「広沢田代」

…いや~、前から薄々と気付いていたのですが…、どうやら私、
「木道萌え」する性質のようでございまして、
ハァ~

もう胸をキュンキュンさせながら歩いておりました。

池塘に映る秋の空

湿原を抜け高度を上げていくと
先ほどまで歩いていた広沢田代が眼下に・・・そして奥には会津駒ヶ岳。
今回は燧ケ岳を歩くか会津駒ヶ岳を歩くか直前まで迷ったので…、
向こうからこちらを眺めるとどんな感じなのか気になるところです。

いよいよ
本日の主役が見えてまいりました。
「熊沢田代」から見上げる燧ケ岳
ご機嫌な気分で自分をパシャリ♪ 

熊沢田代を見下ろします。

そしてようやく燧ケ岳山頂のひとつ、俎嵓に。
昨秋に一周した尾瀬沼が眼下に見えます。

そして、最高峰はお隣の柴安嵓なのでそちらへ向かいます。
日光白根山や男体山が見えます。(帰ってきてから調べて把握できたのですが…)
柴安嵓から見下ろす尾瀬ヶ原と至仏山
青い空、そしてその空を表情豊かに演出する雲…、
「来てよかった」と思えるひとときです。


柴安嵓から見る俎嵓
俎嵓に戻り

尾瀬沼を目指して長英新道を下ります。

下り始めは結構急坂で
あっという間に山頂が遠ざかっていきます…。


この秋のうちになんとか行く機会が欲しいな~と思う会津駒ヶ岳を目に焼き付け


道は樹林帯の中へ…
いや~、これがホント長かった。
事前の調べでダラダラとした緩やかな下りが続くことは知っていたのですが、
ホントに長い! 正直飽きてしまうのですが、ぬかるんですべりやすいところも多くて
気の抜けないやっかいな道だと思いました。
上ってくるハイカーともかなりすれ違いましたが、精神的に上りではしんどい気がしました。

まだ?
そろそろ?
いい加減・・・
ちょっとマジ?
まさか下りで心が折れそうな危機…


ようやく尾瀬沼を周回する道に合流。


草紅葉の浅湖湿原から見上げる燧ケ岳…
さっきまであそこにいたんだな~
あそこから下りてきたんだな~ 感慨深いですね。


草紅葉真っ盛りの大江湿原をのんびり散策。
沼山峠からだと楽に来られるので、ほとんど軽装な人たちばかりで
自分がものものしく感じてしまいました。


以前にも尾瀬から燧ケ岳を見上げたことがありましたが、
一度上った山は、感じ方が違ってきますね。

またまた木道にキュンキュンしながら沼山峠へ。

大江湿原の端っこから沼山峠までの木道の登りが地味にきつかったことを報告しておきます。



今回は秋晴れの空の下、気持ちいいハイクを楽しめました。
燧ケ岳か会津駒ヶ岳か…直前まで迷ったのですが、
そもそも登山口がある福島県檜枝岐村まで金曜の仕事の後にたどり着けるのか心配でした。
思いのほか楽に檜枝岐村にいくことができたのですが、
天の川がくっきりとした星空を見上げて、ここは日帰りで来るにはもったいないところだなぁと。
周囲には魅力あふれる山々…のんびり滞在したいな~。






 
 
 
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